役員挨拶


【会長】金井 枝美

 「新たなる船出に向けて」

2022年3月の改選により理事に選出され、理事会、定時総会を経て3期目の会長に継続就任致しました金井枝美と申します。宜しくお願い申し上げます。神奈川県言語聴覚士会は昨年10年目の節目を迎えました。10年を迎えられたことは会員の皆様をはじめ、

県民の皆様、多くの関連職団体の皆様の協力なしでは叶えられなかったことと深く感謝申し上げます。前期につきましては2019年から拡大し続けている新型コロナウイルスの影響により様々な変化がありました。多くの県民、そして国民の皆様が事業の継続や感染対策に尽力されたのではないかと拝察いたします。そのような中、私たち言語聴覚士は医療・介護・保健・福祉・教育の場で活動制限、自粛など多くの課題を強いられたと感じます。但しそのような出口の見えない困難に対処すべく現場ではそれぞれの工夫により新しい動きが生まれたのも事実です。私たち言語聴覚士のなすべきこと、支援の中で考えていかねばならないことは多様化しています。今後は新しい波に乗りながら困難を乗り越えていく力が必要です。そのためにも新たな基盤が必要となると感じています。

神奈川県言語聴覚士会は現在中長期目標としての法人化へ向けて少しずつ動き出しています。より魅力的な県士会の実現には皆様の力が必要です。新しい船出に向けて、今後とも多くの皆様のご意見、ご協力をお願い申し上げます。


【副会長、職能局長】下竹 佳代子

神奈川県言語聴覚士会発足時より副会長・職能局長をつとめさせていただいてまいりました。社会情勢の変化に伴い、言語聴覚士が期待される業務・領域は博大し続けており、あらたな職域も創出されています。それに伴い、当会が対応出来る、するべき事案や方法もひろがっています。会員の皆様のニーズも多様化しているのではないでしょうか?県士会の活動は、会員の皆様と共に作り上げていくものだと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。


【副会長】市川 勝

保健・医療・福祉・教育の各領域で言語聴覚士の職域が拡大する中、「失語症者向け意思疎通支援事業」をはじめ、行政機関との密接な連携のもと実施する事業が増加してきています。また、言語聴覚療法に関するニーズのある方に必要なサービスが届く環境を作るために、これまで以上に広く県民の皆様に言語聴覚士という職種やその価値を知って頂くことが重要です。

そこで、当会は2024年度を目途に一般社団法人化し、さらに社会的信用を高めることを目指しています。この法人化に際しては、折々に会員の皆様からのご意見やご要望を伺い、会員の皆様にとっても有益な県士会を目指す所存です。ぜひとも多くの皆様のご助言、ご協力をお願い申し上げます。


【学術局長、研修部部長】竹本 喜一

学術局では、県士会会員の専門的知識や技能の向上を図り、生涯学習の一助になればと講習会や症例検討会の企画等を考えていきます。県士会主催の講習会を、小児の部・成人の部の構成で行います。さらに、職能局との合同での新人研修会を開催いたします。また、来年度になりますが日本言語聴覚士協会・生涯学習プログラムの基礎講座も開催いたします。多くの会員が、参加したくなるような内容の充実さを求めていきます。そして、各々の企画が円滑に運営できるように努めてまいります。

よろしくお願いいたします。


【広報局長、HP管理・会報部部長】小田 海

2020年より広報局理事を務めております。このたび、理事再任となり広報局局長を拝命いたしました。日々アップデートされる社会の中で、私達に求められているのは言語聴覚士同士の繋がりはもちろんですが、対象者との需要―供給の適切なマッチング、他業種や他業界の繋がりなど、言語聴覚士の強みを発揮できる環境づくりが重要と感じます。ホームページ、SNSやオンライン通信媒体も積極的に利用しながら分かりやすく幅広く会員の皆様に情報をお伝えします。皆様の知りたい/知らせたい情報もぜひお寄せください。どうぞよろしくお願い致します。


【事務局長、総務部長】廣瀬 裕介

2018年より事務局長を務めております。日頃より当会の運営にご協力をいただきまして心よりお礼申し上げます。当会の目的は、「神奈川県における言語聴覚士の知識・技術の研鑽、資質の向上、および相互連携を図り、もって県民の保健・医療・介護・福祉・教育の充実に寄与する」としております。引き続きこの目的に向かって、事務局としてより一層の努力をして参ります。当会へのご意見、ご相談がありましたら事務局までご連絡いただければ幸いです。今後とも何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます。


【職能局 会員サポート部 部長】浜田 智哉

神奈川県言語聴覚士会設立時より、職能局で会員サポート部として交流会イベントや勉強会の企画運営と求人広告の管理を行っています。会員の皆様や県民、当事者の皆様にとって、顔が見える、利用しやすい、フットワークが軽い県士会を実現したいと思っています。2024年度には県士会の法人化を目指し、より会員の皆様の要望に沿う形にパワーアップをしていきます。今後ともご理解とご協力をよろしくお願いします。


【職能局 医療部 部長】杤本 しのぶ

医療部と失語症者向け意思疎通支援事業ワーキンググループを担当させていただいております。医療部では、診療報酬改定や新型コロナ感染症の感染対策などに関する情報を収集し、ホームページを通じて情報を提供させていただいております。今後も引き続き、会員の皆様に情報提供を行って参ります。失語症者向け意思疎通支援事業では、支援者の派遣と養成講習会を行なっております。失語症者向け意思疎通支援者について失語症の方々やそのご家族、また失語症の方と関連のある職種の方々など、多くの方々に利用していただけるように努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 


【職能局 成人福祉部 部長、災害リハビリテーション 対策室 室長】船橋 庄司

 昨年度まで担当させて頂いていた介護成人福祉部・災害リハビリテーション対策室を引き続き担当させて頂く事になりました。介護成人福祉部では、2年間コロナ禍により、PT・OT県士会と合同で設置している地域リハ三団体協議会での研修会や学術集会、ST県士会独自の研修会も中止せざる得ない状況で大きな活動が出来ませんでしたが、今年度からは少しずつ再開して行く方向で検討しております。災害リハビリテーション対策室では、かながわJRATの1団体として全国で起きる災害の情報収集や災害時への物品確保等を行ってきました。神奈川県で災害が発生した際には速やかに初動体制が取れる様、地域の組織化の強化を図っていきたいと考えています。 


【職能局 介護・成人福祉部 部長】清水 宗平

今期理事に再任させていただきまして、5期目になります。理事に初めて就任させていただいて以来、神奈川県内の介護予防事業や介護保険事業に関する普及啓発をPT・OTと連携しながら実施してきました。コロナ禍で活動が滞ることが多くありましたが、オンライン等活用していきながら研修や情報共有の機会を持てるよう尽力していきます。また、横浜市や神奈川県とも連携をしていきながら地域リハビリテーション活動支援事業のさらなる推進を図り、地域包括ケアシステムの深化に貢献していきます。


【職能局 小児福祉・教育部 部長】榎本 伸子

今期も理事と職能局の小児福祉・教育部長を続けさせていただくことになりました。たいへん微力ではありますが、神奈川県の皆様のお声や、県士会会員の皆様のご意見やご要望を伺いながら、県士会の活動に参加させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。小児分野で働く言語聴覚士は、人数が少なく、働く場所が医療、教育、福祉などさまざまなこともあり、知り合ったり、話をする機会は限られている方もいるのではないかと想像しています。県士会でどんなことをしていったらよいのか悩んでします。ぜひ皆様のお声を聞かせていただけると嬉しいです。

 

社会福祉法人青い鳥 横浜市南部地域療育センター 榎本伸子


【学術局 新人教育部 部長】南渕 雄一

今期も理事を務めさせていただくこととなりました学術局の南渕と申します。コロナ禍でも参加しやすく、かつ学びの多い講習会を数多く開催できたらと考えております。また、オンラインで学習できる会員向けの動画配信サービス(神奈川県言語聴覚士会会員のための無料★オンライン研修)も行っております。少しでも会員の皆様、県民の皆様のお役に立てるように努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 


【広報局 啓発活動部 部長】古木 忍

「早く行きたければ一人で行け。遠くに行きたければみんなで行け」

 

平塚共済病院の古木 忍(ふるき しのぶ)と申します。本年度より当会の理事として末席に連なることとなりました。私が平塚で働き始めた頃には、市内に言語聴覚士は私一人でした。「立ち上げ」かつ「一人職場」という望まれない職場の典型でしたが、業務の構造とプロセスを学ぶことが出来ました。同時に限界も知りました。現在では多くの言語聴覚士が活躍されており、医療や介護の現場でどのような職種であるかを聞かれることはもはやないだろうと思います。それは役割が明確になり、結果への期待・ハードルが高くなっているということでもあります。冒頭の言葉に戻りますと、「みんな」を「神奈川県の言語聴覚士全員」とするなら、県士会はそれらを繋ぐきっかけであり、共にハードルを越え続ける一助となればと思います。


【事務局 財務部 部長】佐藤 毅明

昨年に引き続き事務局の財務部を担当させていただくことになりました佐藤毅明と申します。会員の皆様からお預かりした会費の管理、各局をはじめとした当会活動に伴う収益・支出の管理について担当させて頂きます。また、財政健全性の向上について尽力いたします。当会法人化の際にはこれまで以上に法律に基づいた財務管理を求められます。各局スタッフとの連携の元、基盤づくりを進めて参りたいと思います。当会の更なる発展に向けて微力ながら財務の面からお役に立てるように努めて参ります。至らぬ点も多々あるかと思いますがよろしくお願いいたします。